早稲田大学の取り組みについて

個人情報保護に関する取り組み

早稲田大学では、個人情報の保護が人格の尊厳に由来する基本的要請であることを深く認識し、1995年5月26日に、大学における人権保障に資することを目的として、「個人情報の保護に関する規則」を設けました。この規則によって、大学が保有する個人情報の取扱いに関する基本事項を定め、個人情報の収集・管理および利用に関する大学の責務を明らかにするとともに、個人情報の主体である学生・教職員等に対し、自己に関する個人情報の開示ならびに訂正および削除の請求権を保障してきました。また、亡くなった方が大学管理のシステム内に保管していた電子データに関しても、個人情報保護委員会が個別案件ごと慎重に審査して対応してきました。

しかし、2008年12月、早稲田大学において非常に繊細な個人情報の流出が確認されました。大学ではこの事態を厳粛に受け止め、「個人情報流出に関する再発防止委員会」を設置し、再発防止の観点から、情報流出の原因を調査・検討し、再発防止のための提言をとりまとめた「個人情報流出に関する再発防止委員会報告書」を2009年4月3日、理事会に提出しました。大学は、同報告書の提言を真摯に受け止め、その実現に向けて取り組んでいます。

著作権に関する取り組み

大学は2002年9月7日に「早稲田大学情報セキュリティポリシー(以下、ポリシー)」を定めました。ここでは、大学の提供するサービスを利用する者は、このポリシーを遵守する責任があり、意図の有無を問わず、学内外の情報資産に対する権限のないアクセス・改ざん・複写・破壊・漏洩等をしてはならないと定めています。
また、2003年11月13日には「 WIND(早稲田大学インターネットドメイン)におけるWWW用コンテンツ作成に関するガイドライン」を定め、WINDを利用する上で、法規・社会慣行に沿った情報ネットワークの適正な運用を図っています。加えて、2004年3月27日には「教育・研究を目的とするウェブコンテンツにおける著作物の扱いについて」にて注意を喚起しています。

関連URL

「情報セキュリティ・個人情報保護」
「早稲田大学情報関連システム利用内規」