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イナルコ・プロジェクト 成果報告物『記憶の痕跡』

『記憶の痕跡―WIJLC報告―』が発刊されました

目次

『記憶の痕跡』―WIJCLC報告について

中島国彦
「「凝視」と「想起」の間 ―永井荷風・谷崎潤一郎・志賀直哉の戦中・戦後―

千葉俊二
記憶装置としての写真・映画―谷崎潤一郎『細雪』と小津安二郎「戸田家の兄妹」―

大川内夏樹
「傷痍軍人詩論―兵士の記憶―

塩野加織
活字が刻む記憶―〈戦後初〉の表記制度改革と文学者―

十重田裕一(早稲田大学文学学術院教授:日本文学)
文学テクストに刻印された二つの検閲の痕跡―交錯する内務省とGHQ/SCAPのメディア規制―

三ツ堀広一郎
物質と記憶―保坂和志の小説をめぐって

千葉文夫
「岡本太郎と「場所」の記憶」

奥間政作
戦(いくさ)は描かれたか―米軍統治下(アメリカ世)における沖縄戦の記憶―

河田明久
阪急西宮球場の博覧会空間―「支那事変聖戦博」(一九三八)から「アメリカ博」(一九五〇)へ

丹尾安典
戦後の天皇イメージをめぐって

執筆者一覧

奥付

二〇一一年九月一〇日発行

発行所 早稲田大学国際日本文学・文化研究所(WIJLC)