早稲田大学文学学術院はUCLAとの共催で、ロサンゼルスで国際シンポジウム”TOKYO TEXTSCAPES”を開催いたします。

【開催日】
5月8日~9日

【開催場所】
UCLA
http://www.alc.ucla.edu/

【開催趣旨】
 日本の近代文学は、東京という都市によってつくられたといっても過言ではありません。帝国日本は、首都である東京を中心に中央集権が進み、人口の流入によってメガロポリスとなります。19世紀後半から20世紀にかけて、日本の地方から、さらには海外から多くの人々が東京に集まり、大都市が形成されました。その一部が作家となり、他の多くの人々が読者となり、現在では世界的な都市となった東京を舞台に、これまで数多くの文学テクストが創作され、様々なメディアを介して読まれることで、文学場が形作られていったのです。日本の近代文学は、東京という都市なくしては、存在しなかったに違いありません。
 本ワークショップは、そうした東京を描いた文学テクストを対象に、様々な方法からアプローチし、同時代および近代以前の時代との関連や、世界の異なる地域との比較・検討を通じて、近代日本の文学を再考することを目的とします。

【参加者(予定)】
Michael Bourdaghs
Robert Campbell
Deguchi Tomoyuki
Torquil Duthie
Michael Emmerich
Timothy Goddard
Hayashi Naoki
Hidaka Shoji
Indra Levy
Kaizawa Hajime
Seiji Lippit
Otsuka Miho
Franz Prichard
Toeda Hirokazu
Yamagishi Ikuko
Kerim Yasar
Tanaka Yukari

Poster