『美術史研究』は当学会の機関誌で、1962年に創刊して以来50冊以上を発行してきました。
最新号の目次は以下のとおりです。
第62冊目次(2024年度)
【論文】
円形式北斗曼荼羅の構成原理について
大岩 雅典
ハンス・メムリンク《受難伝》に描かれた「十字架造り」図像に関する考察
大内 なつみ
ラ・カンパーナ、サンタ・マリア・ラ・ブランカ教区聖堂主祭壇衝立―建築家アロンソ・カーノの独創性
名原 宏明
岸駒の虎図が与えた影響について―二代広渡湖秀と菅井梅関を中心に
山田 麻里亜
トゥールーズ=ロートレックの油彩画―支持体としての厚紙の造形的意図
古本 智恵
【テーマ論攷】海
ルイス・パレートのバスク港湾風景画―一八世紀スペインにおけるロココの結末
豊田 唯
フリードリヒ《海辺の修道士》再考―コーゼガルテンの「浜辺の説教」から
落合 桃子
【研究ノート】
フランチェスコ会と東方―エリーア・ディ・ボンバローネの役割をめぐって
池上 公平
【報告】
(資料紹介)
京都西往寺宝誌和尚像附属文書「誌公像賛」・宝誌和尚画像と黄檗僧高泉
神野 祐太
堺市博物館観音菩薩立像、大和文華館如来立像―日本所在の中国木彫仏像の調査記録
濱田 瑞美、神野 祐太、一本 崇之、萩谷 みどり、大島 幸代