『美術史研究』バックナンバー

 

第60冊2022年

論文

中国、日本における宝誌像と西往寺木造宝誌立像 長井里緒奈

論文

レスノヴォ修道院ナルテクスの聖母の予型図像―「ギデオンの羊毛」を中心に―

清水 美佐

論文

早稲田大学図書館所蔵「仏鬼軍絵巻」——お伽草子としての位置づけ

大澤 茉歩

論文

谷文晁翻刻『凌煙功臣画像』についての考察

孫 愛琪

論文

江戸時代における解剖学隆盛と解剖図について

山田麻里亜

研究ノート

ミャンマー金銅仏の作例―東京国立博物館所蔵如来三尊像三件について

米本友梨江

第59冊2021年

論文

「鳥獣人物戯画」甲巻の主題再考 星山 晋也

論文

中期ビザンティン美術における魂の形態――「最後の審判」図像を中心に――

太田英伶奈

論文

東寺講堂諸像の位置・向きの変遷に関する一考察

野崎 絵理

論文

東大寺西大門勅額附属四天王像の配置と尊名に関する一考察

行方敬太郎

論文

土佐光起筆「粟穂鶉図屏風」(東京国立博物館蔵)の主題

池田  泉

論文

俵屋宗理研究

陰山 晴香

論文

プロパガンダと市民の望みの間で――第二次大戦期のノーマン・ロックウェル作品について

武田 一文

論文

岡本太郎の「対極主義」――ハンス・アルプ、フェルナン・レジェによる影響

牧野 由実

論文

Centering the Tokugawa Shogunate in the Religious
Narrative ofIllustrated Legends of Jigen Daishi (Jigen Daishi engi emaki)

バレリー ジナー

テーマ論攷「火と水」

ガンダーラの双神変図考:火と水のシンボリズム

田辺   理

テーマ論攷「火と水」

アッタール『鳥の言葉』写本挿絵について
――イスラーム神秘主義を反映したヘラート派画家の新たな図像――

本間 美紀

テーマ論攷「火と水」

 太陽と海――藤島武二の海景画と近代日本の海事思想

金子 智美

第58冊2020年

論文

ミハイルとエウティキオスの聖域プログラム―プロタトン聖堂の知見から

益田 朋幸

論文

福禄寿三星図再考

成澤 勝嗣

論文

大原御幸図受容についての一考察―馬の博物館所蔵「大原御幸図・犬追物図屏風」を中心に―

柴﨑 香那

論文

中国人物画における水をめぐる衣文表現―曹様式と戦筆を中心に

髙橋 亜季

論文

明・清時代の四川北部における地上院落式家族墓について―巴中市李映元墓を例に―

曹 鋭

テーマ論攷「音とかたち」

古代ギリシアのイメージのなかの詩歌管弦

篠塚 千惠子

テーマ論攷「音とかたち」

天使が寿ぐもの―メムリンクの《奏楽天使を伴う父なる神》

木川 弘美

テーマ論攷「音とかたち」

「微妙音声」から「不鼓自鳴」まで―南響堂山石窟の早期の西方浄土変を中心に―

王 姝

テーマ論攷「音とかたち」

成澤雲帯の俳諧資料と建部巣兆の合作盃

加藤 ゆずか

テーマ論攷「音とかたち」

歌謡音楽のビジュアル化―「機織図屏風」と「清水寺遊楽図屏風」を中心に―

舘野 まりみ

テーマ論攷「音とかたち」

マリー・ローランサンと「音楽」―《優雅な舞踏会》を中心に

山田 茉委

テーマ論攷「音とかたち」

木下杢太郎の不可思議な三味線

橋 秀文

第57冊2019年

論文

法隆寺献納宝物甲寅年銘光背についての一考察―中国南朝の造像との関係を中心に―

馬 歌陽

論文

神呪寺如意輪観音像の坐勢について

三橋 由吾

論文

出羽久保田藩佐竹家御絵師狩野秀水家資料―狩野派藩絵師の粉本について―

柏﨑 諒

論文

原在中筆「楊貴妃骨相図」の成立と慈雲尊者―美女を骨で描くこと―

山田 麻里亜

論文

クレシェンザーゴのサンタ・マリア・ロッサ聖堂内陣壁画研究―聖母晩年伝と葬礼美術との関わり

桑原 夏子

論文

ドイツ・ロマン主義絵画における一日の時・四季の連作表現の展開について

落合 桃子

論文

エミール・ガレの「悲しみの花瓶」と黒いガラス作品―《アモールは黒い蝶を追う》を中心に―

誉田 あゆみ

研究ノート

近代風景画に関する一考察―フォンタネージから我が国の絵画教育へ―

齋藤 美保子

テーマ論攷「天空と大地」

日本絵画史にみる「天空と大地」の同時表現についての序説

星山 晋也

テーマ論攷「天空と大地」

「天円地方」―漢代の数術的宇宙観とその造形―

友田 真理

テーマ論攷「天空と大地」

従三十三天降下図における天空と大地―古代インドの場合―

田辺 理

テーマ論攷「天空と大地」

天上と地上を繋ぐ山の表現 中国内地の五世紀後期から七世紀までの須弥山図

易 丹韻

テーマ論攷 天空と大地」

歌川国芳「那智の滝の文覚」における三筋の考察

木内 拓郎

テーマ論攷「天空と大地」

中世シチリア王国の聖なる空間―パレルモ宮廷礼拝堂の天空と大地

児嶋 由枝

テーマ論攷「天空と大地」

昇天に関する覚書

辻 絵理子

テーマ論攷「天空と大地」

ノルマンディーの雲―モネとピサロにみる印象派の天空と大地の表現

坂上 桂子

第56冊2018年

四川省安岳県高昇郷の千仏岩六号龕について

―阿弥陀仏五十二菩薩像と西方浄土変の習合の例として―

黄 夏

能面写し制作の実態に関する一考察―面打ち矢野啓通を事例として―

大谷 優紀

パナギア・ぺリブレプトス聖堂(オフリド)南西隅の装飾プログラム

益田 朋幸

踏絵とトレント公会議後のイタリア美術

―贖罪の図像およびミケランジェロ晩年の作品群との関係を中心に―

児嶋 由枝

反形而上学的遠近法―ジョルジョ・デ・キリコとシュルレアリスムにおける空間表現について

長尾 天

カミーユ・ピサロのルーアン版画作品―「古い通り」を中心に―

慎 ディア

第55冊
2017年
成都市下同仁路出土「梁天監十五年」銘背屏式仏教造像について 羅 玲
『近世畸人傳』書画観の源泉―陽明学と生命― 岡戸 敏幸
松本交山試論 宮田 悠衣
海北家襲蔵粉本資料の研究―旧龍安寺方丈障壁画模本を中心に― 由良 濯
トリエント公会議後のイタリアの聖母像と日本、インド―大阪南蛮文化館所蔵《悲しみの聖母》を中心に― 児嶋 由枝
「無原罪の宿りをめぐる議論」図像の再考 福田 淑子
ピエール・ボナール作《画家のアトリエ》に関する考察―1900年頃における窓のモティーフ― 吉村 真
第54冊
2016年
江西龍派・瑞巖龍惺・東沼周嚴・平仲中衡賛山水図(個人蔵)について 萱場 まゆみ
安城市歴史博物館蔵「たなはた」についてー「天稚彦草子」(長文系)絵画作品の一作例ー 大月 千冬
初代豊国落款作品における国貞代筆の可能性について 兼松 藍子
清代の《万寿盛典図巻》とその制作意図 韓 普景
ショルチョク石窟第一窟の法界図像についての再考察 易 丹韻
コーラ修道院の名称について 益田 朋幸
アントネルロ・ダ・メッシーナとフランドル油彩技法の導入
ーペトルス・クリストゥスとの関係を中心にー
江藤 匠
カストリア、アギオス・ニコラオス・トゥ・カスニヅィ聖堂の南北壁照応プログラム 辻 絵理子
第53冊
2015年
大髙保二郎先生の古稀の賀に寄す 内田 啓一
大髙保二郎教授 略年譜・著作目録(抄)
〈エッセイ〉ピカソ作《アヴィニョンの娘たち》の生成とキュビスムの誕生―コラージュと記号論的絵画へ― 大髙 保二郎
スーラとゴヤ 坂上 桂子
エル・グレコ作サント・ドミンゴ・エル・アンティーグオ修道院祭壇画とクレタの聖堂装飾 益田 朋幸
和合神図再考 成澤 勝嗣
妙法院蔵神像図像巻の図像学的考察 内田 啓一
敦煌の瑞像図にみられる弥勒像について 肥田 路美
第52冊
2014年
埼玉・常光院蔵阿弥陀聖衆来迎図について 西川 真理子
英一峰の絵俳書『両兎林』について 梅田 真代
安田雷洲の没年及び画業について 内田 洸
フェリペ三世時代のエル・パルド宮とスペイン・ハプスブルク家の王宮装飾 松原 典子
ジョージア・オキーフとアルフレッド・スティーグリッツに関する一考察
―一九二四年の共同展再考―
玉井 貴子
サン・ボネ・ル・シャト―参事会聖堂礼拝堂壁画研究―ブルボン家との関りについて― 勝谷 祐子
第51冊
2013
佐伯祐三と野球 福田 衛
ハンガリー工芸博物館のデザインとダニエルの版画
―十九世紀末の建築におけるハンガリー性の表現について―
足立 純子
ムリーリョ作《聖フアン・デ・ディオス》(一六七二年)の主題選択について
―フアン・デ・ディオスとカリダード兄弟会の「病人の搬送」―
豊田 唯
ピエール・ピュヴィ・ド・シャヴァンヌ作パンテオン壁画(一八七四~七八)
―壁画の構想に関する一考察―
江澤 菜櫻子
北斉碑刻にみられる復古的書法について 徳泉 さち
紫式部図に描かれる琵琶について―石山寺所蔵の作品を中心に― 遠藤 麻子
上村松園筆《花ざかり》に関する一考察 田所 泰
エル・グレコ神話を問う:画家の資料と著述を解読しながら フェルナンド・マリーアス
久米 順子・
大髙 保二郎 共訳
第50冊
2012
伊藤若冲の歌仙絵を読み解く 新江 京子
曾我蕭白筆「月夜山水図屏風」再考―西湖・廬山のイメージ― 松岡 まり江
カッパドキア円柱式聖堂群の装飾プログラムと制作順 菅原 裕文・益田 朋幸
ヴィクトール・オルタ作《オルタ邸》―食堂のデザインに関する一考察― 小田 藍生
スルバランの様式発展と「ラス・クエバス三部作」 坂本 龍太
クムトラ石窟第七五窟の壁画主題について―ウイグル期亀茲仏教の一側面― 森 美智代
第49冊
2011
当麻寺創建期における伽藍造営について 金 志虎
袈裟をつける文殊菩薩像について 住 綾乃
長谷川派の金碧人物図の画風展開―漢画系人物図を中心に― 樋口 美世子
又兵衛風「花下遊楽図」群について 森 瑤子
『幼学綱要』挿画成立事情考―松本楓湖・五姓田芳雄・月岡芳年との関わりをめぐって― 杉江 京子
トゥスカーニアのサン・ピエトロ旧司教座聖堂壁画―ペテロ伝サイクル再考― 伊藤 怜
エドワード・ホッパー作《線路脇の家》―アメリカ的特質と母のイメージ― 山田 隆行
マティスとイスラム美術―「交響楽的室内画」の成立事情― 吉川 貴子
第48冊
2010
エミール・ノルデの水彩画における「滲み」 大浦 周
パナギア・マヴリオティッサ修道院の聖堂装飾プログラム―「キミシス」と「最後の審判」を中心として― 武田 一文
伊藤快彦作《新島襄像》の考察 石井 香絵
ピカソ、「直立の横臥像」からコラージュへ―回転の反復、あるいは再帰する《娘たち》― 東海林 洋
中国南朝の浄土図の景観と皇帝の苑 三宮 千佳
阿弥陀仏五十菩薩図像の成立と展開について 小野 英二
北条氏繁と一色直朝の鷹図 四宮美帆子
リンダ・ノックリン氏講演録「クールベと共に生きて~私の美術史家人生五十年」 リンダ・ノックリン(川瀬佑介・訳)
第47冊
2009
鎌倉時代の天皇影はいつ誰によって描かれたか―「天子摂関大臣御影」の内「天子巻」を中心にして― 高橋 鋭
加藤信清筆「五百羅漢図」及び「神農図」の筆順に関する考察 鯨井 清隆
モンソネス、サン・クリストフ聖堂扉口彫刻の制作時期について 大森 なお子
板垣鷹穗の写真・映画制作について 白政 晶子
ホックニーの写真コラージュ作品―「逆遠近法」から記憶の集積へ― 田中 麻帆
セビーリャ、サンタ・カリダード聖堂の装飾プログラム
―四終の説教の視覚化をめぐって―
豊田 唯
天寿国繍帳の制作時期について―繍帳銘文による検討― 近藤 有宜
江蘇省徐州市銅山県苗山漢墓墓門画像石再考 友田 真理
法然教団の勢至菩薩像について 村上 佳濃
第46冊
2008
山中禅定像をともなった千手観音龕について―四川省邛崍石笋山摩崖の作例を中心に 羅 翠恂
法華寺阿弥陀浄土院の庭園施設の源流について 三宮 千佳
半跏思惟形の如意輪観音像の成立をめぐって―醍醐寺との関わりを中心に― 清水 紀枝
田能村竹田筆《曲渓複嶺図》について 松本 朋香
岩佐又兵衛風絵巻群における劇的場面に関する一考察 稲葉 久実
長澤蘆雪筆「幽霊図」再考―「半身」の女性像への一考察― 久保 佐知恵
コムネノス朝ルネサンス絵画の一局面―シナイ山《受胎告知》図イコン中の告知する天使像を手がかりとして― 永澤 峻
「沖縄戦」と美術 奥間 政作
ヴォルスの写真と絵画における形の考察 土山 陽子
イヴ・タンギーのイメージ成立過程と制作手法 長尾 天
第45冊
2007
一九世紀イタリア出版文化の中のリソルジメント―トレヴェス社、ソンゾーニョ社を中心に― 尾崎 有紀子
中期ビザンティン詩篇写本における「悔悛のペテロ」 辻 絵理子
高松塚古墳壁画における日月と遠山表現 川端 真理子
唐代中期の毘沙門天信仰と造像活動―玄宗から憲宗へ― 大島 幸代
四天王寺における聖徳太子絵伝の制作について 後藤 怜
知恩院蔵「早来迎」の図様に関する一考察―その思想的背景と室町絵画的要素について― 山川 道子
雪村筆「花鳥図屏風」中のモチーフについて―ミネアポリス美術館本の鯉に関する一考察― 菊地 仁美
海住山寺蔵法華経曼陀羅図に関する一考察―解脱上人貞慶の関与を中心に― 田多井 さやか
第44冊
2006
竹の肖像―大窪詩佛「画竹碑」について― 岡戸 敏幸
「天稚彦草子」初期長文系諸本系統の再考 大月 千冬
『源誓上人絵伝』についての一考察 鴈野 佳世子
アントネッロ・ダ・メッシーナのエッケ・ホモ―単独人物画が孕む物語性― 塚本 博
1960年代ニューヨークにおける日本人アーティストたち―草間彌生と小野洋子の場合― 坂上 桂子
画家の疎開―藤野町における藤田嗣治と新制作派協会の画家たち― 高島 由紀
『テオファニス福音書』の柱頭聖人について 桜井 夕里子
西大寺の造営と造東大寺司 近藤 有宜
中国四川資州の千手千眼観音大像龕について 濱田 瑞美
第43冊
2005
枢機卿ジョルジュ一世ダンボワーズの《キャラヴァン》のタピスリー―その年代と主題に関する考察 角 寧子
丸木スマと原爆 ―被爆経験と自己表現 南塚 真史
システィーナ礼拝堂天井画 ―シビュラと新時代思想 増田 千穂
後漢時代中原地域に於ける仏教信仰成立の一様相―中国初期仏像の成立背景として 金子 典正
興福寺の草創を語る史料について 小林 裕子
雪村周継筆『七隠士騎馬野遊図』の七隠士について 陳 達明
土佐光信の小絵 谷川 ゆき
伊藤若冲「果蔬涅槃図」考 ―見立てと鑑賞の場 新江 京子
第42冊
2004
石清水八幡宮の宝塔院(琴塔)について 中安 真理
東大寺千手堂銀造盧舎那仏像と良弁による上院地区の再編 児島 大輔
法華寺の西花苑、西院について ―阿弥陀浄土院の造営をめぐって 三宮 千佳
常磐光長研究ノート 井上 聡美
垂迹画の山水表現にみられる名所絵的要素について 梅沢 恵
《コルンバ祭壇画》の階段 ―「降誕の穴」の展開と終焉 木川 弘美
エレウサ型聖母子像における受難の含意 菅原 裕文
ジロデ作《大洪水の情景》再考 ―レッシングの詩画比較論を背景に 小林 公
白樺派による日本近代洋画アカデミズムの転換とその背景
―安井曽太郎の肖像画制作をめぐって
佐藤 香里
第41冊
2003
「揚梅図屏風」の主題について―『大和物語』第七十段の絵画化― 口井 知子
日中版画における夢の表現とフキダシ―通俗小説挿絵を中心として― 高島 淑江
日本における玄宗楊貴妃図―近世初期の画題と図様― 池田 麻利子
アギイ・アナルギリ聖堂(カストリア)東壁面のプログラム―中世ビザンティン聖堂装飾プログラム論― 益田 朋幸
オシオス・ルカス修道院主聖堂の聖人像プログラム 海老原 梨江
逓信省発行日露戦役紀念絵葉書―その実相と意義― 向後 恵里子
ジャクソン・ポロックのプリミティズム再考―《第一番A》の成立をめぐって― 岸 みづき
法隆寺伝法堂西の間阿弥陀如来坐像の印相について 中野 聰
山東省神通寺四門塔内の四仏について 村松 哲文
漢碑考―かたちと意匠をめぐって― 濱田 瑞美
第40冊
2002
プロタトンとオフリド、ペリブレプトス聖堂に描かれた「キリストの洗礼」について 河野 啓子
「ポップ・アート」のアメリカ性―その成立と受容に関する考察― 浅沼 敬子
ベェアトゥス黙示録註解《エル・エスコリアル写本》をめぐって―モデル写本と制作地の考察 久米 順子
叡尊による大御輪寺復興と十一面観音 小林 裕子
四川製作の後漢元興元年銘鏡について 楢山 満照
『古画備考』にみる藩御抱絵師の登用と狩野派絵師 菅野 貴子
鈴木其一の花鳥画における博物図譜の影響―絹本掛幅画を中心に― 髙木 彩
第39冊
2001
法隆寺蔵九面観音像について 山田 磯夫
興福寺南円堂の性格について―八角円堂の起源をふまえて― 小野 佳代
近世後期「春日絵所」考―天保五年、原在照への「絵所」職株譲渡をめぐって― 福田 道宏
「天稚彦草子」絵画化の展開過程―赤木文庫旧蔵本を中心に― 大月 千冬
内陣を潤す聖なる流れ―オータン大聖堂柱頭彫刻《天国の四つの河》を巡って― 常國 マヤ
<眼差し>の交錯―セオドア・ウォレスの日本女性像をめぐって― 瀧井 直子
第38冊
2000
知恩院蔵「早来迎」についての一考察 山川 道子
団扇形考―建築内部装飾・扇面画の諸例より― 吉田 さち子
明治天皇のイメージの変遷について―石版画に見いだせる天皇像― 増野 恵子
シナイ山聖エカテリニ修道院の「降誕」イコンについて 瀧口 美香
ヤーコブ・ファン・ライスダール作《ヴェイク・ベイ・デュールステーデの風車》について 大川 智子
王原祁における山水画様式変遷についての一試論―「倣王蒙夏日山居」から「煙雲喬柯修竹図」まで 陸 偉榮
「明光甲」考 井上 豪
第37冊
1999
“聖母の癒し”考―「生命を与える泉の聖母」イコンを中心に― 富田 知佐子
カンディンスキーとロベール・ドローネーに関する一考察 真野 宏子
二十世紀初頭アメリカにおける日本美術受容―チャールズ・H・キャフィンの橋本雅邦論をめぐって― 志邨 匠子
薬師寺仏足石の来歴について 齋藤 理恵子
中国南北朝期における菩薩像の胸飾について 村松 哲文
胎蔵四仏の配位における台密系の特徴―円珍による現図系配置の改変― 松原 智美
堂本家本「十二類合戦絵巻」について 藤岡 摩里子
第36冊
1998
聖賢図の系譜―背を向けた肖像をめぐって― 杉原 たく哉
敦煌北魏窟の図像構成について 齋藤 理恵子
人麿像信仰とその享受―御所伝授との関係を中心に― 杉本 欣久
尾張名古屋における書画会について 北島 優
ノートル・ダム・デュ・ポールのイヴとマリア―内陣柱頭の図像再考― 高橋あき子
初期フェミニスト・アートの挑戦―連帯と共同 坂上 桂子
シモーネ・マルティーニ作<受胎告知>と都市国家シエナに関する一考察 大原まり子
第35冊
1997
ピカソ、「磔刑」図像の生成と変貌―《ダンス》から《磔刑》、《ゲルニカ》へ― 大高 保二郎
音調(modus)・秩序(ordo)・調和(harmonia)―クリュニー第三聖堂内陣柱頭の主題について― 常國 マヤ
カンディンスキーの「抽象絵画」における造形上の問題
―視覚体験としてのキュビスム―
真野 宏子
ひらかれた漢墓―孝廉と「孝子」たちの戦略― 加藤 直子
興福寺北円堂安置の無著・世親像の名称に関する一考察 岡澤 公子
琴棋書画図考 四宮 美帆子
浄土教絵画に見られる雲について 田中 奈美
第34冊
1996
水野年方筆「三井好都のにしき」について 金窪 佐和
光琳画における能の影響について―静嘉堂文庫美術館所蔵「鵜舟図」を中心に― 江村 知子
ラギナのヘカテ神殿フリーズ浮彫の年代決定 長田 年弘
エル・グレコの芸術理論と《ラオコーン》 松原 典子
龍門造像記様式新考 橋本 栄一
浄土寺阿弥陀三尊像の造立における重源の宗教的意図―元照の浄土思想の影響― 大西 磨希子
書評 SALET, Francis, CLUNY ET VEZELAY : L’auvre des sculpteurs 常田 益代
第33冊
1995
生成の場としての廃墟―パウル・クレーの作品における自己言及的性格― 石川 潤
シモーネ・マルティーニ<サンタ・カテリーナ聖堂祭壇画>に関する一考察 大原 まり子
州浜について 小泉 賢子
過去七仏図像に関する考察 村松 哲文
靉光と東洋画の表現 江川 佳秀
頂相と掛真―興国寺本法燈国師像からの考察― 萱場 まゆみ
第32冊
1994
天寿国とは何か 大橋 一章
薬師寺講堂三尊像の原所在について 片岡 直樹
イコノスタシスと聖母子イコン―《人の手によらず切りだされし岩山の聖母》イコンを中心に― 富田 知佐子
パリのサン=ロック聖堂洗礼盤礼拝堂壁画に就いて―テオドール・シャセリオーの宗教画に見るオリエンタリズム― 喜多崎 親
十五年戦争と「大構図」の成立 河田 明久
資料紹介 早稲田大学東洋美術陳列室所蔵の甲骨文考釋 盧 丁
第31冊
1993
高台寺御霊屋内陣における花筏・楽器散らし文様―その意味するものについて― 竹内 奈美子
フェルナン・レジェと映画《バレエ・メカニック》(下) 村田 宏
レフカディア大墳墓付属の浮彫りフリーズ復元 長田 年弘
カンディンスキー研究《コンポジションⅦ》の造形上の特徴について 平野 到
ティツィアーノの『戦闘図』主題 高橋 朋子
薬師寺光背をめぐる二三の問題 小泉 賢子
第30冊
1992
フェルナン・レジェと映画《バレエ・メカニック》(上) 村田 宏
もうひとつのシテール島―《グランド・ジャット島の日曜日の午後》をめぐって― 坂上 桂子
ディオニシウ・レクショナリーの寄進者―十一世紀コンスタンティノポリスにおける女性のパトロン活動― 益田 朋幸
何故寺院には釈迦の墓である仏塔があるのか 小杉 一雄
狩野山雪筆歴聖大儒像について 杉原 たく哉
沈貞とその絵画―「秋竹観瀑図」の示唆するもの― 内田 啓一
法華寺蔵阿弥陀三尊及童子図の使途に関する一考察 山本 陽子
宗達筆松島図屏風の主題について 杉原 篤子
第29冊
1991
薬師寺東塔水煙の天人は天男・天女・天童の天族である 小杉 一雄
密教における弥勒信仰と阿弥陀信仰の造形的区別の成立について 松本 昭
初期滞欧時代の東郷青児とイタリア未来派
―イエール大学バイネキー図書館所蔵のマリネッティ宛東郷青児の未公刊書簡を中心に―
五十殿 利治
オットー・ヴァーグナーの建築における日本的意匠について 安松 みゆき
オディロン・ルドンの枠取られた画面―黒から色彩への移行をめぐって― 中山 久美子
第28冊
1990
粉河寺童男行者信仰小考―フリア美術館蔵伝聖徳太子修行像を中心に― 山本 陽子
『諸説不同記』の「或図」と台密の胎蔵図 松原 智美
サン・スヴェールのヴェアトゥス写本とピカソの『ゲルニカ』 安發 和彰
十五世紀フィレンツェの画家ジォヴァンニ・ディ・フランチェスコ 池上 公平
文殊五尊図像に関するいくつかの問題 高瀬 多聞
第27冊
1989
『雪の上に横たわる犬』から『虎』へ―フランツ・マルクとキュビズム(1)― 宮下 誠
ボッティチェルリの《三王礼拝》の肖像の問題(Ⅱ) 関根 秀一
アンリ・マチスにおける植物モチーフ―ヴァンス、ロザリオ礼拝堂をめぐって― 関 直子
ロセッティと薩摩藩留学生と―W.M.ロセッティ宛のG.P.ボイス未刊書翰一通をめぐって― 谷田 博幸
北魏墓誌石に描かれた鳳凰・鬼神の化成 高橋 宗一
正宗龍統「屏風画記」における芸阿弥筆四季山水図屏風について 塚原 晃
研究ノート 和紙とレンブラントの銅板画 貴田 庄
第26冊
1988
神仙の羽衣を論じて鳥毛立女屏風に及ぶ 小杉 一雄
中国の優?王思慕像について―檀像解釈に関する一考察― 山田 磯夫
西大寺叡尊及び西大寺流の文殊信仰とその造像 内田 啓一
アダムの右脚―イタリア・ルネッサンス期の「楽園追放」図とその伝統的要素― 西山 重徳
ドラクロワの「自由の寓意像」考―第一共和制下のヴィニェットを手懸りに― 斎藤 美保子
ペルシア・ミニチュアールに見られる火焔状光背の研究―その起源と形成・発展― 小林 一枝
ミケランジェロの彫像表現― 一五三〇年前後におけるその変化と意味について― 児嶋 由枝
第25冊
1987
『明畫録』周辺(Ⅲ) 近藤 秀実
春日赤童子考 山本 陽子
チヴァーテ聖堂(北イタリア)のロマネスク壁画―図像プログラムの構想について― 安發 和彰
ボッティチェルリの『三王礼拝』の肖像の問題(Ⅰ) 関根 秀一
レーピン・革命家・キリスト―『思いがけなく』の典拠をめぐって― 古田 浩俊
ギュスターヴ・モローの《ユピテルとセメレー》 喜多崎 親
藤原寺考―律師道慈をめぐって― 森下 和貴子
第24冊
1986
川村清雄研究寄与 丹尾 安典
ティルマン・リーメンシュナイダーの木彫祭壇(一)―「マリア・マグダレーナ祭壇」をめぐって― 薩摩 雅登
銅雀硯考 杉原 たく哉
宝珠形装飾の起源とその思想 上野 理恵子
真言院十二天画像について―その図様と京博本― 佐久間 智美
早稲田大学第一文学部美術史学専攻及び第二文学部美術専攻略史 小杉 一雄
第23冊
1986
フランチェスコ・プリマッティッチオの「オデュッセウスのギャラリー」
―壁画に表れたプシコマキアと理想的君主のプロトタイプとしてのオデュッセウス―
岩井 瑞枝
パオロ・ウッチェルロの《ノアの物語》 亀崎 勝
『明畫録』周辺(Ⅱ)―南蘋瞥見― 近藤 秀実
南北朝における青龍と白虎図 守永 知子
鳥の装飾文様から見た正倉院宝物の性格 上野 理恵子
平城京における薬師寺の造営 大橋 一章
第22冊
1985
唐蘇常侍所造の「印度仏像」セン仏について
※センは土偏に專
肥田 路美
宝相華文と蓮華文の関係 塚本 樹
『明畫録』周辺 近藤 秀実
スーラのオンフルール海景《停泊所の一隅》をめぐって 坂上 桂子
ドミートリー聖堂外壁浮彫におけるダヴィデ像 富田 知佐子
浮田一蕙と古典絵巻―復古大和絵派の方法― 重田 誠
唐招提寺における戒壇の創設問題について 稲木 吉一
第21冊
1984
七星剣の図様とその思想―法隆寺・四天王寺・正倉院所蔵の三剣をめぐって― 杉原 たく哉
『ダロウの書』におけるケルト渦巻文様の展開 鶴岡 真弓
日本における牧谿風猿猴図の展開―猿猴の姿態を中心として― 藤島 幸彦
メランコリアの三つの顔―魔術・数学・文献学― 佐川 美智子
善光寺式阿弥陀三尊像について―その形式分類と東博所蔵の模刻像― 熊沢 紀子
黄河流域における原始彩陶芸術 湯 池
第20冊
1983
澤柳大五郎先生の古稀の賀に寄す 澤柳大五郎教授略年譜・著作目録(抄)
太田静六先生の古稀の賀に寄す 太田静六客員教授略年譜・著作目録
原作と補彩の間に―マヴォリオティッサの「聖母の死」の場合― 髙橋 榮一
止利式仏像の源流 吉村 怜
日本画家の作画様式の転換の契機について―田能村竹田の場合― 佐々木 剛三
D・G・ロセッテイの詩と絵画の相互作用に関する一考察―「レイディ・リリス」の鑑賞をめぐって― 谷田 博幸
光子内親王の作品について―林丘寺蔵掛花図屏風を中心に― 鏑木 有子
十一面観音来迎図様―南都における展開とその背景― 川口 陽子
龍門古陽洞比丘慧成造像記にみえる始平公について 青木 実
第19冊
1982
吠えかかる犬―「一遍聖絵」中の二つの点景から― 星山 晋也
百済大寺造営考 大橋 一章
ドナテルロと古代美術―この主題に関わるヴァザーリの記述をめぐって― 濱谷 勝也
五十嵐本御伽草子「菅丞相絵巻」(続) 鷹巣 晃
第18冊
1981
宝慶寺石仏群の造営事情について 本山 路美
オホリドの聖ソフィア大聖堂内陣壁画 岡崎 文夫
ドナテルロと北イタリア絵画―死せるキリストと天使たち― 塚本 博
五十嵐本御伽草子「菅丞相絵巻」―天理一巻本との比較を中心に― 鷹巣 晃
第17冊
1980
仲方円伊等八僧賛の物外筆墨梅図―正木美術館所蔵の墨梅図をめぐって― 星山 晋也
サーンチー周辺の仏教遺跡―ソーナーリとサトダーラの諸塔について― 秋山 光文
ホセ・ベニート・デ・チュリゲラの装飾祭壇Retableについて 岡村 多佳夫
春日浄土と春日曼荼羅 川村 知行
第16冊
1979
小杉一雄教授の古稀の賀に寄す 小杉一雄教授略暦・著作目録(抄)
アイギナの青年墓碑とイリッソスの墓碑 澤柳 大五郎
玉虫厨子台座供養図に画かれた奇蹟 吉村 怜
「彫刻家」ブルネレスキの編年 濱谷 勝也
山田寺造営考 大橋 一章
第15冊
1978
永寧寺九層塔資料を論じて『水経注』著作年代に及ぶ 小杉 一雄
殷周青銅器にみられる象文様について 吉村 苣子
『東寺百合文書』にみえる法橋長賀について―詑摩派の良賀・長賀に関連して― 横田 忠司
カルロ・クリヴェルリの署名―最晩年の作品の制作年推定― 篠塚 二三男
第14冊
1977
加藤諄教授の古稀の賀に際して 加藤諄教授略年譜・主要著作目録
白地レキュトスに於ける死者の表現 澤柳 大五郎
鬼神形像の成立 小杉 一雄
百済武寧王妃木枕に描かれた仏教図像について 吉村 怜
フィレンツェ洗礼堂北側門扉の制作者選定について―2つの記述をめぐって― 濱谷 勝也
第13冊
1976
ヴァティカンの聖ピエトロ大聖堂のアプシス・プログラム論 第一稿
「インノケンティウス三世時代制作のアプシスのモザイクについて
名取 四郎
ヴォルス概説 千葉 成夫
若狭長慶院観音菩薩坐像―棲霞寺左脇侍像との関連について― 若林 繁
光復三十周年を迎えた韓国美術史学会の動向 大西 修也
第12冊
1975
ノーマン・マクラレンの芸術 梅沢 篤之介
ラファエル ロの《プシュケーの回廊》について 井出 洋一郎
ターナーの《スタッファ・フィンガルの洞察》における諸問題について 藤田 啓子
シリア国立ダマスクス博物館所蔵の織物について 横張 和子
赫連勃勃の破仏 小杉 一雄
ショウ項里廃寺石造如来像の復原
※ショウは獣偏に章
大西 修也
第11冊
1974
ドナテルロと古代美術 濱谷 勝也
ポリュクレイトスに関するプリニウスの記述について 尾子 隼人
タイ国古代美術における仏陀を乗せた怪獣の図像と展開 伊藤 照司
中宮寺考 大橋 一章
尾張・三河の仏足石(上) 加藤 諄
第10冊
1973
古史料にみる大安寺七重塔壁画の諸問題 服部 匡延
歯吹如来像の表現とその意義 金沢 邦夫
住吉広行(伝記研究)―屋代弘賢撰『道の幸』と関連して 横田 忠司
ヴァザーリの「チマブーエ伝」について 西山 重徳
レンブラントの『ヤコブの祝福』について 阿天坊 耀
「聖母の死」のイコノグラフィーとロシヤにおけるその意義 浜田 靖子
第9冊
1972
青柳正廣教授の古稀の賀に際して 青柳正廣教授略年譜・著作目録
レシングとヘンデルのタナトス論 澤柳 大五郎
仏塔の露盤について 小杉 一雄
正岡子規の手形 加藤 諄
東大寺大仏開眼会と仏教伝来二百年 吉村 怜
「雲文」とロンドンの建築装飾 佐々木 剛三
ネレヅィのフレスコ・サイクル(一) 髙橋 榮一
成都萬佛寺(浄衆寺)の開基と新羅国僧無相について 大西 修也
故安藤正輝教授略年譜・著作目録
故大沢武雄教授略年譜・著作目録
第8冊
1971
薬師寺仏足石記と書者「神直石手」について 吉村 怜
古代中国における仙界図像 土居 淑子
ニコラ・プッサンにおける古典主義の絵画的基礎 近藤 昭
アッシシのサン・フランチェスコ教会,下の聖堂,左翼廊の《聖母子》について 浅井 朋子
アンリ・ヴァン・ド・ヴェルドと雑誌『ヴァン・ニュー・エン・シュトラークス』 西澤 信彌
開港時の横浜における初期洋画と写真の関連 朝日 晃
第7冊
1969
格狭間について 小杉 一雄
熊脚について 塚本 樹
菩薩像のX字状天衣とその中心飾としての環について 田中 政江
南北朝期の鎌倉地方仏像彫刻にみられる宋風の一形式について 邑楽 弘
明治前期博覧会事業と美術政策 田井 淳夫
碌山萩原守衛と日本の彫刻―自覚的レアリスムの出発点― 三木 多聞
第6冊
1968
竜の尺木について 小杉 一雄
ロートレックと日本美術 大島 清次
モンスについて―マニエリスムの一側面― 坂崎 乙郎
漢代画象と高句麗壁画の馬車行列における墓主表現 土居 淑子
西トルキスタンのガラス工芸 由水 常雄
史料採訪 賀祥白山妙理権現の仏像 加藤 諄
金沢 邦夫
第5冊
1967
世紀末芸術 大沢 武雄
造形空間と場 井村 陽一
モンレアーレ本寺大門の浮彫―ピザ本寺《Portadi S.Ranieri》との関連について― 濱谷 勝也
イタリアに於けるピエタ像の成立 浅井 朋子
リュシアン・ヴォジェールとガゼット・デュ・ボン・トン 益田 祐作
薬師寺の六重塔 鈴木 圭吾
唐末期の毛筆資料についての考察 井上 徹
桃山時代の町絵と琳派様式の形成 村重 寧
第4冊
1966
鏡の中の人間―Wolfgang M. Zuckerの論文に関連して― 青柳 正広
原作と再生品―複製の問題 瀬戸 慶久
象徴の森―ドイツ絵画における森の意味― 坂崎 乙郎
佐竹曙山・小田野直武の洋画習得に関する一考察 武塙 林太郎
清涼寺・釈迦如来立像の胎内納入物のガラスについて 由水 常雄
第3冊
1964
S・セウェルス帝記念浮彫の問題 髙橋 榮一
雲岡に於ける蓮華装飾の意義 吉村 怜
沂南画象石に現われた一植物系文様について 土居 淑子
中国戦国時代に於ける樹木中心文様の西方からの伝来について 太田 晴子
平安時代における大安寺の回禄と復興の概観 服部 匡延
高橋由一の「鮭図」について 佐々木 静一
図版解説 田能村竹田筆「貴妃横琴図」 佐々木 剛三
第1冊
1962
肖像―美術史的構造の素描― 板垣 鷹穂
毛筆の発達と書画様式変化との関係について 安藤 更生
南朝仏像様式試論 小杉 一雄

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