Vol.21

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卒業生の声 Vol.21
【エンタメ系企業】
佐藤 里衣

Sato Leigh

「本当に好きなことができるのは、
大学生が最後」という教授の言葉で
仏文を選んで正解でした。

 

──仏文に進むと決めたのはなぜですか?
1年生の時のフランス語の授業がきっかけです。初めで学ぶフランス語は難しいと感じましたが、担当の仏文の先生がとても優しく、熱心に指導してくださったおかげで興味を持つことができたんです。もともと語学は好きだったし、仏文のガイダンスに参加した時に雰囲気がとても良いと感じたし、調べてみると学べる範囲が広いことも分かり、仏文に進むことを決めました。

 

──仏文に進んで雰囲気はどうでしたか?
私の学年は仲が良く、みんなが自然とコース室に集まってくるんです。でも個人主義的なところもあって、自分の好きな勉強を熱心に取り組んでいる、そんな雰囲気でとても心地よく感じました。さらに仏文には2017年から始まったLA室があります。LA室は「ラーニングアシスタント」の略で、その部屋に行けば院生が相談にのってくれたり、課題やレポートに関してのヒントをくれたり、私たち学生のサポートをしてくれるんです。

 

──院生のサポートは心強いですね?
まわりにフランス文学に詳しい人が多くて劣等感を感じた時や、フランス語を訳す授業が辛かった時、いろいろな場面で院生に助けられました。「お兄さん」みたいな感じでいつも親身に話を聞いてくれたおかげです。そして仏文は教授との距離も近い。毎週火曜日コース室でランチ会があり、教授も院生や学部生と一緒にご飯を食べます。自由参加ですが、いつも部屋はいっぱい。こんな風に教授と気軽に話せるのも仏文の魅力だと思います。

 

──仏文での研究テーマは何でしたか?
卒論は『マルセル・デュシャン研究―レディメイドの形をめぐってー』です。仏文なのに絵画と思われるかもしれませんが、絵画の授業もあるし、鈴木先生が卒論もサポートしてくれました。仏文だからフランス文学ではなく、絵画も映画も歴史も学べます。私は映画が好きではなかったのですが、2年生の時の瀬戸先生の授業をきっかけに、意外に面白いかもしれないと興味がわき、仏文に入って初めて多くの映画を見るようになりました。

 

imgParoles1801──卒業後はどんな仕事をするのですか?
ゲーム会社で働きます。なぜかというと、親に禁止されたり、悪者にされたとしても、子供には、自信をもって「ゲームや漫画が好きだ」と思って欲しい、そんな気持ちを大人に制限して欲しくないと思ったからです。「就職には理系が有利」「文学なんて役に立たない」と決めつけられて自信をなくした私に仏文の先生方は文学の本当の素晴らしさを教えてくれました。だから私もそんな風にエンタメの素晴らしさを発信したいと思っています。

 

──これからコースを選ぶ後輩へのアドバイスは?
私も同じように考えたことがあるので分かるのですが、就職で有利だからという理由でコースを選びがちだと思います。でも自分の気持ちで決めて欲しい。「本当に好きなことができるのは大学生が最後、だから自分で決めた方がいい」という教授の言葉に押されて、仏文を選んでよかったと思っています。もしやりたいことが決まっていないのなら仏文はおすすめです。学べる範囲が広いから、仏文に来てからじっくり探すこともできますよ。