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卒業生の声 Vol.14
【大学院修士】
佐々木 大輔

Sasaki Daisuke

ゼロの状態から始めて大丈夫です。
そんな僕がフランス語で
専門書を読めるまでになりました。

 

──なぜ仏文コースを選んだのですか?
同じ日本文学を研究するサークルにいたフランス文学理論を学んでいる先輩にフローベル等を読むように勧められたのが切っ掛けです。フランス文学が論理的でカッコいいと感じ、興味をもちました。他に文学理論を学ぶなら文化構想学部の文芸・ジャーナリズム論系でもできるので、仏文とどちらにするか迷いました。決め手になったのは、1年後期に受けた鈴木先生の「フランス表象文化論」です。授業が楽しく、雰囲気がとても良かったので仏文に決めました。

 

──仏文はあなたの期待どおりでしたか?
はい、期待どおりです。雰囲気の良さをずっと実感しながら楽しく過ごすことができました。そして何より仏文は先生がとても興味深い。それぞれ多趣味で人生を謳歌されているから、授業でのちょっとした雑談もすごく面白いんです。川瀬先生がご自身の旅行のこと楽しそうに話すのを聞きながら、自分も学問だけでなくそんな余裕をもった生き方ができるようになりたいと思いました。

 

──仏文に進んでよかったことは何ですか?
仏文といういと、文学や言語のことだけと思われがちですが、早稲田の仏文は違います。
映画から政治哲学まで、いろいろなことを研究されている先生がいて、さまざまな学問に触れることができます。興味の対象が多く、あらゆることに関心を持つ自分にはそういう環境がぴったりだったと思います。いろいろな学問に触れた結果として自分が研究テーマに選んだのが視覚文化=ビジュアルカルチャーだったんです。

 

──卒論のテーマも視覚文化ですか?
最初は文学をしっかりやろうと思っていたのですが、「フランス表象文化論」の授業でビジュアルや視覚もいいと思い始め、さらに興味は映画に移り、卒論は『タチにおける展示の主題について』という題で、フランスの映画監督ジャック・タチの映画を視覚文化の観点から考察しました。卒論を書きながら、まだ何か足りない、もっと深く知りたいと思うようになり、大学院にいくことを決めたんです。

 

──修士課程に進んでやりたいことは?
修士の2年目から交換留学生としてパリに行きたいと思っています。卒業前の春休みにフランスに遊びに行ったのですが、観光客として旅行するのに充分なくらいの会話はできました。でも今度は留学を前提としているので、これからは読むだけではなく、会話を含めた語学をきちんとやりたいと思っています。

 

imgParoles1001──フランス語はいつから学んだのですか?
大学に入ってからです。まったくゼロの状態から学び始めました。1年生の頃は難しいと思っていました。それでも心配しなくて大丈夫です。やるべきことに真面目に取り組んでいれば、専門書をフランス語で読めるくらいにはなれます。仏文には興味はあるけれど、フランス語はできない、なんか難しそう、とあきらめてしまうのはもったいない。僕がそうだったように、大丈夫、必ずなんとかなります。

 

──仏文を選ぼうという後輩へのアドバイスは?
仏文だから文学と思い込まないことです。フランスの関係することなら何でも研究テーマにできます。かつてファッションをテーマにした人もいると聞いているし、たぶん切り口次第では、アニメでも鈴木先生ならきっと大丈夫。聞く限り、ダメと言われた話しは聞いたことがありません。とりあえず、先入観をもたずに、授業に出てみるのがいいと思います。もちろん僕のお勧めは「フランス表象文化論」です。