連続講演会「シュルレアリスム、100年後に」第2回 愛と革命!?

早稲田大学文学研究科フランス語フランス文学コース主催

連続講演会「シュルレアリスム、100年後に」第2回

愛と革命!?

 

日時  2024年6月29日(土) 14:00~17:30
場所  早稲田大学戸山キャンパス36号館5階582教室

 

進藤久乃(國學院大學准教授)
繰り返される直接性への誘い
―ピエール・ナヴィル『革命と知識人』が問いかけるもの

 

齊藤哲也(明治学院大学教授)

打ち砕くことのできない夜の核
―『ナジャ』と新資料

 

アンドレ・ブルトンが『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』を発表し、シュルレアリスムが運動として出発してから今年で100年。我々は今この運動について何を知っていて、何を語るべきなのか、連続講演会の形で考えていきます。
第2回では、1920年代後半の展開に迫ります。周辺や後続世代の運動にまで関心を広げつつある気鋭の研究者、進藤氏は、文学・芸術と革命というテーマをめぐるその後の論争の原点となったナヴィルの書物に新たな光を当て、シュルレアリストたちにとって政治とは何であるかを問い直します。他方、既成観念を打ち破る斬新な視点でシュルレアリスム研究を牽引してきた齊藤氏は、新事実の発掘によって今再び注目を集める、偶然と愛の書物、ブルトンの驚くべき代表作『ナジャ』に挑みます。シュルレアリスムがいまだ我々に問いかける、生の意味とは何なのか!?

 

 

お問合せ先:salut@list.waseda.jp(早稲田大学文学部フランス語フランス文学コース)

 

「シュルレアリスム、100年後に」(第2回)チラシ