講演会「フランス語漫画におけるサムライ」【10月29日(土)】
講演会
フランス語漫画におけるサムライ
フレデリック・トゥルモンド(出版者) ロイック・ロキャテリ(漫画家)
通訳付き
通訳者 : 山田ゆみこ、ロドルフ・ディオ
入場無料
日時:10月29日(土)14時〜18時
場所:早稲田大学戸山キャンパス33号館第1会議室
プログラム
(PDF サムライポスター)(PDF SamouraiAfficheFR)
14 :00〜14 :10 趣旨説明と講演者紹介
講演会の趣旨
本講演会は「20世紀および21世紀のヨーロッパ・サブカルチャーにおけるサムライ」研究の一環である(本研究自体は「海外のサブカルチャーにおける日本イメージ」という大きな研究計画に属している)。日本文化がフランスのサブカルチャーにおいて、重要な一角を形成しているのであれば、サムライの表現やその表象は、このサブカルチャーにおいて一体どのような意味・意義を担っているのだろうか? 本講演会では2つの主軸、すなわちマンガ(BD)と若年層への出版物をとりあげ、出版者と漫画家の講演会を開催することで、フランス語圏における日本文化の影響を考えたい。
14 :10〜15 :10 (フランス語で30分間、日本語通訳で30分間)
フランス語圏漫画(BD)におけるサムライ
フレデリック・トゥルモンド:日本の漫画編集者で、ユーロマンガ (http://www.euromanga.jp/) の発起人。同様に、年一回の海外マンガフェスタ (http://kaigaimangafesta.com) の発起人でもある。彼は、マンガ(BD)におけるサムライの表象を取り扱う予定である。その際、以下の二つの潮流を区別する。第一は近世日本についてのマンガ(BD)、第二は近世日本の版画制作に強く影響を受けた幻想的なマンガ(BD)である。
15 :10〜15 :20 小休止
15 :20〜16 :20 (フランス語で30分間、日本語通訳で30分間)
漫画におけるサムライと、西洋の芸術家におけるその影響
ロイック・ロキャテリ (http://www.loiclocatelli.com) :マンガ(BD)作家、ビデオゲーム作家。フランスで教育を受け、日本在住。彼は、80〜90年代に生まれた世代の、フランスないしフランス語圏芸術家へのサムライのマンガの影響について語る予定である(新しい物語、新しい書き方等)。
16 :20〜16 :30 小休止
16 :30〜18:00 議論
二人の参加者間で質疑応答し、その後フロアとのディスカッション