連続講演会「シュルレアリスム、100年後に」第6回

早稲田大学文学研究科フランス語フランス文学コース主催
連続講演会「シュルレアリスム、100年後に」第6回
身体/神話/無意識

日時  2025年5月10日(土) 14:00~17:30
場所  早稲田大学戸山キャンパス36号館6階682教室
(※これまでの会場とは別の階ですのでご注意ください。)

松岡佳世(株式会社キュレイターズ)
身体的無意識をひらく試み
――ハンス・ベルメール『イマージュの解剖学』
鈴木雅雄(早稲田大学教授)
今日、神話が生まれる
――バンジャマン・ペレと新大陸

『シュルレアリスム宣言』の刊行から100年を経た今、我々はこの運動について何を知っていて、何を語るべきなのかを考える、連続講演会の第6回です。
今回は、第二次世界大戦後の重要な著作2冊を取り上げます。一冊の決定的な著作によって、スキャンダラスな人形作家のイメージをはるかに越えた、鮮烈なベルメール像を構築した松岡氏が、身体的無意識という概念を梃子として彼にとってのシュルレアリスムを解き明かし、講演会の立案者である鈴木自身も、『アメリカ大陸の神話・伝説・民話選集』を中心に、後期ペレの民族学的問題系に光を当てます。
言語、身体、社会を貫く無意識とつきあうための新たな方法を模索し続けたシュルレアリスムが、その試みの果てに見出そうとしたものとは何だったのか!?

お問合せ先:salut@list.waseda.jp(早稲田大学文学部フランス語フランス文学コース)

「シュルレアリスム、100年後に」(第6回)チラシ