第33号(2014年)和文目次

ページ

著者

タイトル

1-16

加倉井 仁

フィレンツェとフランドルの十字路
―『追放された者たち』における<1308年>のパリ―

17-32

國房 吉太郎

プルーストにおけるパラドックス
―ジョットの<美徳>と<悪徳>をめぐって―

33-44

後藤 渡

『眠る男』における音と声
―生のリズムの方へ―

45-58

佐々木 匠

閉ざされた空間と文学創造の場
―アルベール・カミュにおける「孤独」・試論―

59-74

田所 尚

象徴主義を語るヴァレリー
―「象徴主義の存在」と「詩の必要」をめぐって―

75-88

津留 和規

『イジジュール』と『アクセル』における詩的演劇性
―「機械仕掛けの神」としての虚無の舞台装置ー

89-96

矢納 茉莉

オブジェでない芸術
―バタイユからブリオーへ―

97-108

吉田 隼人

怪物の言説、言語の怪物
―バタイユ『ジル・ド・レ裁判』序文における歴史記述の侵犯的性格をめぐって―

109-118

中嶋 美貴

La description du paysage pendant la seconde guerre mondiale : étude comparée des œuvres de Paul Éluard et René Char―