第34号(2015年)和文目次

ページ

著者

タイトル

1-10

家山 也寿生

異教神 使用法
―ピエール・クロソウスキー『ディアーナの水浴』小論―

11-22

今関 奏子

ずるい子供
―バタイユ『文学と悪』における小児性とデ・フォレ『オスティナート』における子供―

23-32

加倉井 仁

『コルネリユス卿』におけるブルターニュ公国
―『人間喜劇』のフランドル(2)―

33-44

國房 吉太郎

プルーストにおける真実性
―光沢の象徴的機能をめぐって―

45-60

久保田 斉也

ギュスターヴ・フローベル『感情教育』における「もの悲しいグロテスク」について

61-70

小林 成貴

『人間喜劇』の夢遊病者たち
―バルザックにおける夢と意志ー

71-86

宮崎 茜

アロイジウス・ベルトラン『夜のガスパール』の影響
―モーリス・ラヴェルのピアノ作品の場合―

87-100

森脇 慧

La Vie scélérateにおける「カーニバル化」の表象

101-112

吉田 隼人

読者という共犯者
―『内的体験』『有罪者』における言説の時間―