「日本の学生が選ぶゴンクール賞」の案内
みなさま
ゴンクール賞を知っていますか?
プルーストや、マルロー、ボーヴォワール、デュラスなど、日本でも有名な作家が受賞したフランスで古く権威ある文学賞の一つです。最近では、ミシェル・ウェルベックやピエール・ルメートルといった人気作家も受賞しています。
ところで、フランスでは、ゴンクール賞の本賞以外に、「高校生によるゴンクール賞」という賞があるのですが、これはフランス全国の高校生が受賞作を審査・選出するという画期的な試みです。
そして、このたび、日本でも「日本の学生が選ぶゴンクール賞」が行われることになりました。
これは、「高校生によるゴンクール賞」のいわば外国版。現在までに27の国と地域で、学生がフランス語の本を読み、その国、その地域の受賞作を選出しています。
フランス文学が好きな方、フランス語で小説を読んでみたい方、フランスが好きな方。そして、出版や本作りの仕事に興味がある方、小説を書いている方、翻訳家になりたい方。ぜひこの機会に、選考委員になって受賞作を選んでみませんか? 受賞作品は日本語に翻訳されることが決まっています。
事前に日本語で内容紹介やレジュメが配布されるほか、作品についてのレクチャー、読書会や意見交換会が定期的に開催されるので、フランス語に自信のない方でも大丈夫です♪
締切は10月末までです。
興味のある方はこちらの募集要項をご覧ください。
ホームページもあります。
早稲田仏文