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卒業生の声 Vol.36
【早稲田大学大学院】
中野 希保

Nakano Kiho

仏文の先生のように生徒を
温かく見守り、励ますことのできる
高校の英語教員になりたい。

 

──なぜ仏文に決めたのですか?
小学生の頃からミュージカルや演劇が好きで、作品の舞台がフランスというものが結構多く、原作をフランス語で読んでみたいと思っていたんです。中学生になってからは簡単な教材を買ってもらい、自分で学び始め、高校生の時にはフランス語検定を受けました。だから仏文を目指して早稲田を受験したんです。コース説明会などに参加して、あらためて雰囲気の温かさや自分の興味に応じた学びを追求できる理想的な環境だと確信しました。
 

──仏文でよかったことは何ですか?
フランス語を話す機会がたくさん持て、フランス文化や文学を思いっきり学ぶことができたことです。オンデマンド授業も充実していて、フランスの食文化や芸術についても学ぶことができ、とにかく楽しく、深い学びにつながるものがたくさんありました。先生方も学生を温かく見守ってくださるし、質問や相談もしやすく、大学での大切な居場所だと感じることができました。興味や関心に応じて学びを選ぶことができるのが仏文の魅力です。
 

──卒論は何をテーマに書いたのですか?
漠然と、19世紀から20世紀の読んだことのある小説を研究対象にしようと考えていたのですが、18世紀の演劇を扱った授業でより古い時代の文学に興味が向き、近世フランス文学における女性のあり方に関心をもち、卒論ではセヴィニエ夫人による『書簡集』における「声」について書きました。サロン文化が花開いた17世紀の貴族社会では会話や歌唱という声を用いた活動に重要な意味がある、このことが興味深いと感じて卒論で扱いました。
 

──大学院では何を研究するつもりですか?
修士課程終了後は、高校の英語教員になりたいと思っています。でも教員になろうと決めて教職をとり始めたのが3年生で、足りない単位をとるためにもう一年必要だったんです。そんな私の状況を知った先生が「だったら大学院にいけばいいのに」と勧めてくださり、
考えてみたら、もっとフランス語の小説を原文で読んでみたいと思っていることに気づき、興味のある近世のフランス女性をテーマに修士でさらに深めて研究しようと決めました。
 

imgParoles3101──どんな人が仏文にくるといいと思いますか?
フランス文化や文学に興味がある人はもちろん、西洋史や美術、ファッションなどに関心がある人にもおすすめです。英語のほかに何かひとつ、力を入れて勉強した外国語があると、必ずや自信につながるはずです。一年生の第二外国語で学んだフランス語を、仏文でさらにのばしてみてください。いろんなタイプの原文を読むことができるし、DVDや本などのリソースもたくさんあり、フランス語の力をのばせる理想的な環境が整っています。
 

──迷っている後輩にアドバイスするとしたら?
何を学び、何を研究したいか、決まっていなくても、フランス語が好きではなく、興味がもてなくても、仏文なら大丈夫です。なんとなく仏文を選んでも、心配はいりません。友達に聞いてもみんな自分の興味のあることを見つけて卒論を書いています。もちろん興味や関心が途中で変わることもあるはずです。それでも仏文なら柔軟に進む道を変えることができるし、自分らしい学生生活を送れます。迷っている方こそ、仏文がおすすめです。