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卒業生の声 Vol.37
【ゲーム制作会社】
宮道 怜史朗

Miyaji Reishiro

フランス産のゲームを題材とした
卒論を書くだけでなく
好きなゲームを作る仕事を選びました。

 

──なぜ仏文に決めたのですか?
入学前は西洋史を学ぶつもりだったので、役に立つだろうと第2外国語にフランス語を選びました。受講してみると、フランス語の新しい知識が増えていくことや、文章が読めるようになっていくことが楽しく、もっと学びたいと思い始めたとき、コース紹介でフランスに関することなら幅広く学べると聞き、仏文に決めました。大好きなNBA選手がフランス出身だったことも、仏文に興味をもつきっかけになったかもしれません。
 

──仏文を選んでよかったことは何ですか?
仏文に進んでも、具体的に何を学ぶか決まっていませんでした。でも文化や芸術など幅広い分野の授業があり、フランスに関することなら自由に学ぶことができたので、自分が本当に突き詰めたいと思える分野が見つかるまで、焦らずじっくり探すことができました。先生方も穏やかで話しかけやすく、授業や卒論に関することなら、わざわざ時間をとって答えてくれたし、親身になって相談にものってくれました。雑談するのも楽しかったです。
 

──仏文の魅力は何ですか?
語学や文学だけでなく、映画や演劇など、フランスに関するさまざまな作品について知ることができる点だと思います。2年生の頃に受講した映画鑑賞の授業では、アクション映画ばかり見ていて自分が選ぶことはないフランス映画『最強のふたり』と出会うことができました。とても感動しましたし、今でも見返すくらい大好きです。自分ひとりでは知り得ない、自分の嗜好とは違う作品と出会いやすい環境は、仏文ならではの魅力のひとつです。
 

──卒論は何をテーマに書いたのですか?
ゲームが好きだったので、夢中になって調べられることをテーマにしようと、歴史を題材にしたフランス産ゲームシリーズの新作について書きました。江戸時代が舞台なので日本でも話題になり、歴史の正確性を巡り議論が起こったことを受け、なぜ歴史的正確性の面で批判されるのか、フランス語圏の人々と日本の歴史観の違いをもとに、歴史を題材とした作品としてどう評価されるべきかを考察しました。
 

imgParoles3101──就職にあたって仏文でよかったことは?
卒論もゲームで書きましたが、就職もゲーム会社に決まりました。念願だったゲームの制作を行います。仏文で、文学、絵画、映画、演劇、音楽など、幅広いフランス文化に触れてきたことは、自分の中のアイデアの引き出しを増やすことになったと思っています。ゲーム業界では、さまざまなエンタメ作品や文化に触れてきたことが強みになるため、仏文の授業のなかで広く多彩な作品を知ることができたのは非常に良い経験だったと思います。
 

──どんな人が仏文にくるといいと思いますか?
興味のある分野が多い人、何をしたいのか明確に決まっていない人、迷っている人こそ、自分が何をしたいのかゆっくり見つけていく環境として、仏文に進むことをおすすめします。仏文では、フランスに関わることなら幅広い分野について学ぶことができます。先生方が知らなかった「ゲーム」についての研究もできます。無理して学ぶ対象を一本化するのではなく、とりあえず仏文に進んで、興味の赴くままに勉強してみてはどうでしょう。