連続講演会『文学としての人文知』 第5回【5月29日(土)】

早稲田仏文よりイベントのお知らせです。

 

連続講演会『文学としての人文知』 第5回「身体論の展開」を開催いたします。

『文学としての人文知』は、二十世紀、文学と人文知とのあいだにどのような関係の網の目がはりめぐらされていたのかを探る試みです。

 

第5回として、橋本一径先生(早稲田大学)と伊藤亜紗先生(東京工業大学)をお招きし、5月29日(土)13:00より、身体論をテーマとする講演会・討論会をオンラインで開催します。

 

【申込方法】(要登録) 以下のリンク先のフォームに必要事項を入力いただき、送信してください。

https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZItdu2hqTwiEtQrY1gA7Vm3LG73TxxFau4F

 

詳細はチラシをご覧ください。

 

主催:東京大学フランス文学研究室

共催:早稲田大学フランス語フランス文学コース

 

皆様ふるってご参加ください。

Et si vous alliez étudier en France ? フランスに留学すれば?

Nous organisons au mois de mai (du 17 au 21) un événement en ligne de promotion des études en France “Choose France Webinars”, avec la participation de 19 établissements français.

Les inscriptions sont ouvertes sur notre site : https://www.japon.campusfrance.org/ja/agenda/choose-france-webinars

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Choose France ウェビナーシリーズ開催のお知らせ(5/17-21)

5月17日(月)~21日(金)に、Campus France – フランス政府留学局・日本支局はフランス留学に関するオンラインイベント、「Choose France ウェビナーシリーズ」を開催いたします。
アンスティチュ・フランセ日本と 在日フランス大使館科学技術部との共催で、4つのテーマに沿って、19の高等教育機関が、日本のみなさんにプログラムや学校の魅力をお伝えします。

4つのテーマ:
• 語学留学
• 人文社会学・法学
• ビジネス・マネジメント
• 博士課程

詳しいスケジュールはCampus FranceのHP、または添付ファイルのフライヤーにてご確認いただけます。

5月17日(月)にはイベントのオープニングウェビナーを行い、中でも在日フランス大使館科学技術部からは大学教職員・研究者を対象としたウェビナーも開催いたします。
タイトル:「French-Japanese Cooperation in Higher Education & Research: Current Trends & Challenges」
日時:5月17日 19:00~19:45
参加のご登録はこちら:https://zoom.us/webinar/register/4316182137215/WN_yxYXN0SoR92v8-LDTwbFwg

たくさんの方のご参加を心よりお待ち申し上げております。

【1年生のみなさんへ】仏文コースガイダンス資料

1年生のみなさん

 

13日に仏文コースの進級ガイダンスが行われ、たくさんの方に参加していただきました。

あらためてありがとうございます。

 

ガイダンスに参加で来たかった複数の方から問い合わせをもらいましたので、ガイダンス内で配布した資料をPDFファイルで載せておきます。

 

以下をクリックしてください(別ウィンドウが開きます)

仏文コースガイダンス用資料

 

仏文コースに関する質問のある方は仏文コースの以下のアドレスまでご連絡ください。

教員がZoomで直接質問を受けることも可能です。

 

salut[at]list.waseda.jp  *[at]を@に変えて送ってください

 

早稲田仏文

【1年生のみなさんへ】仏文コースの紹介動画と教員からのメッセージ

1年生のみなさんへ

 

11月13日(金)の12時15分より、Zoomでフランス語フランス文学コースの進級ガイダンスが開かれます。

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進級ガイダンスにあわせて仏文コース教員が動画を作成しました。

それぞれURLをクリックすると別画面で動画が開きます。

ぜひご覧になってください♪

 

 

主任の鈴木雅雄先生から仏文コースの紹介とメッセージ

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http://wcms.waseda.jp/em/5f956794e79e8

 

 

 

川瀬武夫先生からのメッセージ

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https://wcms.waseda.jp/em/5f9a65c25964b

 

 

 

瀬戸直彦先生からのメッセージ

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https://wcms.waseda.jp/em/5f98d48df03e2

 

 

 

オディール・デュスッド先生からのメッセージ

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https://wcms.waseda.jp/em/5f9d434047b53

 

 

 

佐々木匠からのメッセージ

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https://wcms.waseda.jp/em/617685cc08a57

 

 

11月13日(金)の進級ガイダンスは、当日の朝に1年生のmy wasedaのアドレスにURL等の情報が送られることになっています。

ぜひたくさんのみなさんのご参加をお待ちしています。

 

早稲田仏文

ワークショップ「文学としての人文知」第4回【10月17日(土)】

早稲田仏文よりイベントのお知らせです。

 

東京大学のフランス語フランス文学研究室と共催している連続ワークショップ「文学としての人文知」。

その第4回が10月17日(土)13時より、オンラインで開催されます。

 

連続ワークショップ「文学としての人文知」

第4回 イメージの歴史

・松井裕美(神戸大学)「アナロジーの横溢:カジャ・シルヴァーマンの写真論を手がかりに」

・森本庸介(東京大学)「偶像、この絶望的なもの:ウニカ・チュルン、カトリーヌ・ビネ」

モデレータ:鈴木雅雄(早稲田大学)、塚本昌則(東京大学)

日時:2020年 10月17日(土)13 :00 オンライン開催

参加無料

 

なお、今回はオンラインでの開催のため、事前の登録が必要です。

事前登録は以下のアドレスよりお願いいたします。

https://forms.gle/gtuHEgsC6GCwYi1R6

 

詳細は公式ビラをご覧ください。

 

また、以下は当日の発表資料です。ご参照ください。

当日資料1当日資料2

 

みなさまの参加をお待ちしております。

 

早稲田仏文

À quelque chose malheur est bon… どの雲にも銀の裏地がついている

Les ressources en ligne se sont développées pendant le confinement du printemps. Merci Covid 19 !

フランスの春の緊急事態で、オンラインで観賞できる作品が増えました。ありがとう、COVID19 !

Audibert

 

Films à voir gratuitement en ligne オンラインで無料で見られる映画

 

Cinémathèque Française

https://www.cinematheque.fr/henri/

 

Jean Epstein ; Otar Iosseliani ; Raoul Ruiz ; Brisseau, l’après-midi ; Jacques Rozier ; Jean-Claude Biette ; SerialAlbatros ; Avant-gardes et incunables ; Il était une fois le western ; Engagements, combats, débats ; Aurore noire‌‌ ; 1950 ; Le plein de super ; Henri Langlois Séances spéciales

 

Office National du film du Canada

https://www.onf.ca/films/

 

Trois couleurs : toutes sortes de films de toutes sortes d’époque

https://www.troiscouleurs.fr/curiosity-by-mk2/

 

Les archives de la télévision française フランステレビのアーカイブ

https://www.youtube.com/user/Inaculte

 

 

Spectacles

 

Théâtre Odéon

https://vimeo.com/415618769

(à droite de l’écran, une liste des vidéos disponibles : 画面の右側にビデオのリストがあります)

 

Festival d’Avignon

https://www.theatre-contemporain.net/video/Nous-l-Europe-ou-le-banquet-des-peuples-de-Roland-Auzet-captation-integrale

(à droite de l’écran, une liste des vidéos disponibles : 画面の右側にビデオのリストがあります)

 

Théâtre du Soleil

https://www.reseau-canope.fr/edutheque-theatre-en-acte/index.php?id=225

(cliquez sur les images des vidéos ビデオのポスターの画像をクリックしてください)

 

Quelques opéras

https://operavision.eu/fr/library/%C3%93peras

 

Opéra de Paris

https://www.operadeparis.fr/3e-scene

(des films courts 短いビデオです)

 

 

Danse streaming

https://dansercanalhistorique.fr/?q=stream

 

Cirque canadien

https://flipfabrique.com/spectacle/feria-la-video-integrale/

 

 

Musées

 

Expositions virtuelles

https://www.culture.gouv.fr/Sites-thematiques/Musees/Ressources/Expositions-virtuelles-France-et-international

 

Le Louvre

https://www.louvre.fr/toutes-les-ressources

 

Le Musée d’Orsay

https://www.musee-orsay.fr/fr/outils-transversaux/galerie-video/galerie-video.html

 

Le Musée Georges Pompidou (Beaubourg)

https://www.centrepompidou.fr/lib/Ressources-en-ligne

 

Art contemporain

http://www.lescollectionsdesfrac.fr/rechercher-et-voir-les-oeuvres-des-collections-des-frac#/artworks?filters=&page=1&layout=grid&sort=random

 

 

Plusieurs des liens indiqués ci-dessus se trouvent sur ce site très bien fait et très complet :

Conservatoire National Supérieur d’Art Dramatique

https://cnsad.psl.eu/enseignements/ressources-culturelles/

 

早稲田仏文

仏文コースを卒業されるみなさんへ

仏文の教員からのメッセージです♪

 

 

川瀬武夫先生からのメッセージ

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Bon voyage!

川瀬 武夫

 

まさに嵐のなかの船出になりましたね。

フランスの近代詩には旅立ち=航海をテーマとする作品がいくつもあって、なかでもマラルメの「海の微風 Brise marine 」やランボーの「酔いどれ船 Bateau ivre 」あたりはよく知られていることでしょう。ただ私がいちばん好きなのはボードレールのそのものずばり「旅 Le Voyage 」と題された詩で、これは『悪の華』第2版の掉尾を飾る集中最大の詩篇です。

以下に、その末尾のふたつの詩節を私の試訳を添えて引用します。多くの方々にとって、フランス語の詩を原文で読むなんてたぶんこれが最後でしょうから、ちょっと食いついてみてください。

 

Ô Mort, vieux capitaine, il est temps ! levons l’ancre !

Ce pays nous ennuie, ô Mort! Appareillons !

Si le ciel et la mer sont noirs comme de l’encre,

Nos cœurs que tu connais sont remplis de rayons !

 

Verse-nous ton poison pour qu’il nous réconforte !

Nous voulons, tant ce feu nous brûle le cerveau,

Plonger au fond du gouffre, Enfer ou Ciel, qu’importe ?

Au fond de l’Inconnu pour trouver du nouveau !

 

おお 年老いた船長である死神よ、時が来た! 錨を上げよう!

この国はぼくたちをうんざりさせる、おお 死神よ! 船を出そうではないか!

たとえ空と海がまるでインクのように黒くても、

おまえもよく知るわれらの心は光で満たされている!

 

おまえの毒を注ぐがいい、ぼくたちをもっと元気にしてくれるように。

この火がわれらの脳髄を舐め尽そうとしている以上、ただひたすら望むのは

地獄でも天国でもかまわない、深淵の底へ飛び込むこと、新しさを見つけるために

〈未知なるもの〉の奥底に飛び込むことなのだ!

 

大文字ではじまる”Mort”を「死」でなく「死神」と訳してみました(これは抽象名詞を擬人化=擬神化するアレゴリーという中世以来の手法ですね)。そうすると思いがけないことに、死のウィルスの蔓延する修羅場と化したあのクルーズ船のイメージがにわかに湧き上がってくるではありませんか(笑)。すぐれた文学作品はつねに予言的であるというのはきっと鈴木雅雄先生も賛成してくださることと思います。

これから世間という大海に漕ぎ出していく皆さま! 年長者が年下に対して持っているかに見えるアドヴァンテージとは、そのぶん長く生きたというたんなる経験の蓄積の差にすぎません。ですから、新型コロナのパンデミックなどというかつて見たことも聞いたこともないような事態を前にすると、私のような年寄りはただ手をこまねいて怯えることしかできません。その点、経験がまるで役に立たない「未知なるもの」の脅威に立ち向かい、新しい世界のなかへ躊躇なく飛び込んでいけるのは若者たちの無謀な勇気だけなのですね。

そのように、皆さまが難破の危険をものともせず、後に残していく年老いた連中のことなど気にすることなしに、思い切って前に進んで行かれることをここに祈念いたします。

どうかよい船出を!

 

 

 

鈴木雅雄先生からのメッセージ

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卒業生のみなさん

 

なんだか不思議なお別れになってしまいました。しかも考えてみると、恐ろしいことに多くの人とはもう一生会うことはないかもしれませんね。でもこれは特別こういう状況だからではなく、毎年卒業する人たちの前で挨拶をしながら思うことです。卒業式の日に、また会おうといって別れることがありますが、わりと多くの場合それは嘘になります。そしてそれは当然なのです。まともに生活していたら(まともな生活とは何かといわれると困るけど)毎日が大変でないはずがありません。誰でも今のことで精一杯だし、今のことを優先するのは誠実なことなのですから。

卒業シーンの出てくる物語はたくさんありますが、最近で印象に残っているのは、前から好きだった『湯神くんには友達がいない』というマンガの卒業式です。卒業生代表で挨拶をすることになった湯神君が、「もしも…時間を戻してやるから、もう一度高校生をやり直せと言われたら… もういいです!! お断りします!!!!!」というところがあって、いいなあと思いました。結果の出せた時間であってもそうでなくても、やるべきことをやれば、そういう感想になるでしょう。みなさんが大学で、心残りのない時間を過ごせていたらいいのですが。

ただいつか、仏文コースにいた時期のことを、何かの形で思い出してくれたら嬉しいとは思います。そして思い出すための条件は忘れることです。目の前のことで夢中になるうちに忘れてしまったことがふいに立ち戻ってくるときにだけ、思い出は可能になります。そして忘れられたものが思い出されるとき、それは必ず物語になるのです。物語は定義上現実とは異なっていますが、私たちは物語なしに生きることもできません。仏文で過ごした時間がいつか、みなさんが生きることを助けてくれる物語としてよみがえることがあるならば、こんなに嬉しいことはありません。

 

卒業おめでとう。幸せでいてください。

 

鈴木雅雄

 

 

 

 

瀬戸直彦先生からのメッセージ

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ご卒業おめでとうございます。卒業式の中止という事態は9年前と同じですが,まさか2度もこんなことがあるとは思いませんでした。私が仏文コースを卒業したのはもう40年以上も前になります。大学院に進学するつもりで就職のことは頭にありませんでした。ところが,その頃は2月にあった修士課程の試験に落第してしまいました。100人近く受験して十数人が合格するという時代でした。フランス語はけっこう自信があったので,結果は青天の霹靂という感じで,一緒に受験した友人たちが合格したこともあり,つらいものがありました。そこで1年間は日仏学院に通ってフランス語をやり直そうと決意しました。朝倉季雄『フランス文法事典』を通読し,自分の知識がいかにいい加減だったか痛感しました。いまとなってはいい経験をしたと思います。みなさんのなかには,卒業後のことが意に満たず悶々としている方もいるかもしれません。私の例を思い出してください。

人生には,思ってもみなかったことがときどき起こるのでしょう。病気や事故など個人的な体験の場合もあるし,地震やウイルスによる疾病のような共通の経験もあります。だいたいは自分にとってつらいことです。ヘロドトスの『歴史』という書物はご存知ですか。世界史の知識としては知っているかもしれませんが,あんまり読まれていないようです。紀元前5世紀の歴史家によるペルシア戦争にまつわる見聞記です。これがじつに面白い。現在のブルガリアあたりにトラキア人という民族がいて,そのなかのトラウソイ族について書き記したところがあります。その地の人々は赤ん坊が生まれるとみんな泣くのだそうです。この子がこれからどれだけ苦しい思いをして生きていかなければならないのか,それを考えてその地の人は悲しむのです。

生まれてきて,ここまで育ったみなさんは,これからさまざまな(つらい)体験を何回も味わうことでしょう。トラウソイ族の人々が知っていたように,これは生まれてきた人間の運命ですから逃れられません。自分はいまこんなに苦しい思いをしているけれど,いずれ過ぎ去ることだ,と客観的に見つめられればいいですね。苦しんでいる自分を上のほうから見ているもうひとりの自分が育つことを期待しています。

 

 

 

 

オディール・デュスッド先生からのメッセージ

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Chères étudiantes, chers étudiants,

 

Les félicitations que je vous adresse aujourd’hui pour la fin de vos études ne sont que virtuelles, mais elles n’en sont que plus chaleureuses.

Vos quatre ans à Waseda se terminent par une absence de cérémonie. Dommage, direz-vous ? Oui et non. L’impossibilité de vous rencontrer et de bavarder encore avec vous, peut-être pour la dernière fois, m’attriste, c’est vrai, mais je sens mieux, par cette tristesse même, combien j’ai eu de plaisir à rencontrer en classe vos regards, brillants ou ensommeillés, à vous voir sourire, ou soupirer, en m’écoutant : le souvenir de ces moments passés ensemble m’attendrit et me réconforte en cette période troublée.

Je souhaite que, pour vous aussi, le souvenir de ces années à Waseda, et particulièrement des trois ans que vous avez passés dans notre département, de tout ce que vous avez découvert, vu, lu, ou entendu, de toutes les expériences, amusantes ou agaçantes, que vous avez vécues, de tous les liens que vous avez tissés entre vous et avec vos professeurs, soient toujours un appui joyeux, solide et vivifiant. Bonne nouvelle vie !

 

Ô Rumeurs et Visions !

Départ dans l’affection et le bruit neufs !

(Rimbaud, Illuminations)

 

 

 

 

佐々木匠からのメッセージ

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卒業されるみなさんへ

 

卒業おめでとうございます。

みなさんにかけることばをすぐに文章に起こせないのは、私自身が大学の卒業式というものに無縁だったからかもしれません。学部時代の卒業式は所用で出られず、修士課程のときは今年度と同じように卒業式が中止になってしまいました。とはいえ、早稲田の教員になって最初の卒業式までこのような形になるとは思いませんでしたが。

昨年4月に着任したばかりの私とみなさんが接する機会はそれほど多くはありませんでしたし、4年に進級するまでに計画的に単位を取得してきた人ほど授業で会うこともなかったように思います。なかには最後までことばを交わす機会に恵まれなかった方もいますね。それでも、まだ着任前のラーニング・アシスタントをしていた頃に毎週お弁当を持って会いに来てくれたり、ふらっとコース室に立ち寄ってくれたり、つたない授業に出てくれて授業後も立ち話に付き合ってくれたりと、本当にありがとうございました。午後の授業なのに(ときには6限の授業にさえ)寝坊して遅れて教室に入ってくるみなさんをかつての自分に重ね合わせ、なんだかくすぐったい気持ちでした。コース室で、教室で、みなさんに会えるのが楽しみでした。

さて、大学にしがみついている私が言うと説得力に欠けますが、生きていくのは実に大変です。感じ方はひとそれぞれですが、どちらかというとつらいことのほうが多いのではないでしょうか。今後は、学生時代には想像もしなかったような局面が待ち受けていることでしょう。本当にきつくなったとき、その状況を破壊したり、逃げ出したりしたければそれでもかまわないと思うのですが、カミュの『シーシュポスの神話』、『反抗的人間』にならって、そのなかで抗いつづけるというのも、ときには悪くありません。そうですね、私がそれを実践できているかはさておき(私はすぐにふさぎこみがちです)、歯を食いしばりながらその苦境を楽しんでみるのもたまには良いかなと思います。ぜひ、幸福なシーシュポスを目指してください。

心と体の健康には気をつけて。みなさんの幸せを祈っています。

 

 

早稲田仏文

修士論文公開審査会【1月23日(木)】

みなさん

 

年明けの授業が始まって一週間が経ちますがいかがお過ごしでしょうか。

本年もよろしくお願いします。

 

さて、2019年度仏文コースの修士論文最終試験(口頭試問)についてご案内いたします。

仏文コースでは例年どおり審査が公開で行われます。

1名につき40分程度の審査時間を予定しております。

 

日時:2020年1月23日(木)10:00開始

場所:戸山キャンパス 39号館 3階 フランス語フランス文学コース室

キャンパス案内図↓

https://waseda.app.box.com/s/rjr9co01i8y1kuzr0wqnuyjbdx1n3pww

 

今年の修士論文提出者は4名です。

当日のタイムテーブル等、詳細につきましては、こちらのプログラムをご参照ください。

2019年度修士論文最終試験開催案内&プログラム

 

教職員、学生、一般の方も来聴歓迎です。皆さまのご来場をお待ちしております。

早稲田仏文

シンポジウム「仏文×BLのただならぬ関係」―BL小説セレクション『特別な友情』刊行記念―【1月11日(土)】

早稲田仏文よりイベントのお知らせです。

 

新潮文庫、BL小説の翻訳アンソロジー『特別な友情』の刊行を記念して、仏文コースと文芸・ジャーナリズム論系が共同でシンポジウムを開催します♪

その名も「仏文×BLのただならぬ関係」。

 

フランス文学研究の最前線を走る芳川泰久先生、中島万紀子先生、森井良先生がフランス文学の新たな一面をBLという切り口で語り尽くす斬新なイベントです!

 

題目:「仏文×BLのただならぬ関係」―BL小説セレクション『特別な友情』刊行記念―

パネラー:芳川泰久、中島万紀子、森井良

日時:2020年 1月11日(土)15:00~17:00

場所:早稲田大学戸山キャンパス34号館151教室

キャンパス案内図

https://waseda.app.box.com/s/rjr9co01i8y1kuzr0wqnuyjbdx1n3pww

お問い合わせ:文芸・ジャーナリズム論系室(03-5286-3560)

*文学学術院フランス語フランス文学コース&文芸・ジャーナリズム論系共催

 

入場無料、予約不要です。

みなさまのご来場をお待ちしております。

 

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早稲田仏文

川瀬武夫先生推薦! 辻村永樹先生翻訳『ラ・ボエーム』発売

みなさん

 

プッチーニのオペラで有名なアンリ・ミュルジェールの大作『ラ・ボエーム』が本学非常勤講師の辻村永樹さんの翻訳で刊行されました。

川瀬先生おすすめの一冊です!

 

光文社古典新訳文庫のページは以下をクリック

https://www.kotensinyaku.jp/books/book315/

 

本邦初の全訳です。

ぜひお手に取ってみてください♪

 

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早稲田仏文